ハウスメーカーの選び方ガイド!比較ポイントと流れを解説!

マイホームを建てようと思った時にまず何から始めたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

実際にどのハウスメーカーにしたら良いのか、ハウスメーカー選びに悩む方もいると思います。

ここでは

・ハウスメーカー選びの流れ5ステップ

・ハウスメーカーを選ぶ前にしたい条件の整理

・ハウスメーカーを選ぶときの比較ポイント6選

・ハウスメーカーを選ぶときにやってはいけないこと

について紹介していきます。

目次

ハウスメーカー選びの流れ5ステップ

STEP
予算と希望条件を決める

憧れのマイホームを持ちたいと思った時にはまずハウスメーカーを選定しますよね。

その時にまず大切になってくるのが予算と希望条件を決めることだと思われます。

自分の思い描いている家に近付けられるよう、予算の決め方から紹介していきますね。

まずは家を建てるために必要な頭金をどのくらい出せるのかを考えます。

頭金は主に住宅ローンの頭金ということになりますが、これからの生活のことも考えて無理のない金額に設定することが重要です。

子供がいる方ならこれからの教育費や親の介護などがある方は介護費、今後起こり得る病気や怪我のことも想定してある程度の貯金は残しておかなければなりません。

ここで注意が必要なのが賃貸の方は特に引っ越し費用も別途かかってくるため頭金に多くの金額を充ててしまうと後々足りないということにもなるので気をつけて下さいね。

土地の売買契約や工事の諸費用なども住宅ローンではなく頭金として払うのがベストなようなのでそこも踏まえた上で予算を決めましょう。

地域によって土地代も変わってくるので希望する場所の土地代も調べておくことをおすすめします。

希望条件については、思い描いているイメージを具体的に書き出すところから始めましょう。

家族とよく話し合いをして絶対に譲れない条件や間取り、生活しやすいように意見を擦り合わせておくと良いと思います。

その際に、イメージが抽象的だと伝わりにくいのでなるべく具体的に出しておくことも大切です。

デザインなどは参考になるような画像を用意しておくとスムーズに話が進みそうですが、希望がたくさんあると先ほど考えておいた予算を軽くオーバーしてしまいます。

希望条件には必ず優先順位をつけておいて絶対に譲れないものから叶えていくようにしましょうね。

STEP
カタログを請求する

ハウスメーカーのカタログ請求方法は主に2つあります。

・各ハウスメーカーのホームページから請求する

住宅展示場に直接行かなくてもハウスメーカーのホームページから取り寄せる方法もあります。

ハウスメーカーのカタログには家作りのイメージとなる写真も多く載っていると思うのでイメージが自分が理想とする家作りの参考になるかもしれません。

・カタログ一括請求のサービスを利用する

カタログ一括請求のサービスも最近では増えてきており、一気にハウスメーカーのカタログが手に入るというメリットがあります。

しかし、たくさん届きすぎて分からなくなってしまったり営業の電話が多くかかってくるようになってしまったなどデメリットの声も多いようです。

1社1社申し込むのが手間だと感じる方は一括請求サービスを使ってみて下さいね。

カタログはたくさんあるほど良いというものでもないので、多くても請求は10社くらいにしておき実際に足を運ぶハウスメーカーは5社くらいには絞りましょう。

STEP
住宅展示場・モデルハウス見学

カタログ請求をした後は実際に気になったハウスメーカーがある住宅展示場に見学に行ってみましょう。

住宅展示場は一度にいくつものハウスメーカーの話を聞けるという点ではメリットなのですが、1日で完結させようとすると集中力もなくなりますよね。

1日で話を聞くハウスメーカーは多くても3社、できれば2社程度にしておくと余裕を持って話をすることができますよ。

聞きたいことはリストにしておくと当日聞き忘れがなくなるのでおすすめです。

モデルハウスの見学は隅々まで見るので1時間以上かかることも多いですが、実際によく使うトイレやリビングなどの行き来をしてみると使いやすさのイメージもしやすいはずです。

住宅展示場のモデルハウスはとても綺麗でイメージが膨らみワクワクしますが、オプションとなっているものも多いですよね。

これが理想だ!と理想が高くなりすぎてしまわないように、気になるものはオプションなのかどうかも聞いておくと良いでしょう。

STEP
見積もりをとる

住宅展示場に足を運んだあとは候補にするハウスメーカーに見積もりを依頼します。

この時にたくさんのハウスメーカーにお願いするのではなく多くても3社までに絞っておきましょう。

間取りやデザインは同じにして見積もりを依頼することでより比較しやすくなるので、全部のハウスメーカーで条件は揃えましょうね。

見積もり書が完成したら、内容をしっかりと確認します。

分からない内容があったらすぐに担当者に質問して不明点がないようにしておくことも大切ですが、親身になって質問に答えてくれたり見積もり書が丁寧なハウスメーカーをおすすめします。

STEP
メーカーを決める

見積もりを比較した上でハウスメーカーを1社に決めます。

依頼するハウスメーカーが決定したら、詳細な打ち合わせへと進んでいくとともに工事請負契約を結ぶことにもなるためしっかりと担当者に確認もしておきましょう。

ハウスメーカーを選ぶ前にしたい条件の整理

費用・予算

ハウスメーカーを選ぶ前に費用と予算は大まかに決めておきましょう。

最初に総予算を決めておくと土地も選びやすくなります。

また、月々の住宅ローンはいくらくらいが理想なのかということや頭金としていくらくらい捻出するのかをしっかりと決めておくことも重要です。

自己資金としては頭金だけでなく引っ越し費用などもかかってきますよね。

住宅ローンは無理しすぎず返していける額を設定するので、そのためにも貯金や収入と相談しつつ費用や予算は決めてからハウスメーカー選びは行った方が良いと思われます。

間取りやこだわりたい点

間取りやこだわりたい点もハウスメーカーを決める前にリストアップしておきましょう。

絶対に譲れない条件は最優先事項として伝えると思いますが、その他にも細かくこだわりたい点はあると思います。

住む人や人数によっても使いやすい間取りは異なると思うので、どのように暮らしていきたいかを想像しながら住みやすい間取りを考えておきましょうね。

デザイン

最近ではネットだけでなくSNSでも住宅デザインを見ることができますよね。

オプションになってしまうこともありますが、デザインの方向性は大まかに決めておきましょう。

伝えるのが難しい場合は画像や写真を見せられるようにブックマークをしておくのも良いと思います。

インスタは特に住宅投稿が充実してますし、商品や品番など詳しく情報が載っているのでとても参考になります!

私も実際にインスタの理想なお家を参考にデザインや水回りを決めました。打ち合わせもすごくスムーズになり、自分で決めたことの満足感が高いです!

ハウスメーカーを選ぶときの比較ポイント6選

好みのデザインか

ハウスメーカーごとに得意なデザインは変わってきます。

光がたくさん入るような吹き抜けがあるデザインの洋風建築や、日本の良さが感じられる和風建築などもそうですがタイルの貼り方もハウスメーカーによって全然違います。

外観のデザインももちろん大切ですが、内装のデザイン性も住むにはとても大切ですよね。

タイルや壁紙、フローリングなど隅々までデザインが好みかはチェックしましょう。

予算に合ってるか

決めた予算に見合った家作りが理想ですが、比較ポイントは坪単価です。

坪単価には工事費などが含まれてはいますがそれが全てではなく、そこから諸費用などが上乗せされて最終的な額が決定します。

予算を決めた額ギリギリの坪単価のハウスメーカーにしてしまうと最終的にかなり予算オーバーしてしまう可能性が高いので余裕をもった坪単価のところにしておくと安心ですね。

間取りは理想的か

ハウスメーカーを決める時は住宅展示場やモデルハウスへの見学に行くと思いますが、モデルハウスは実際に建てる家よりも広めにつくられているということはご存知でしょうか?

モデルハウスではなく、実際にそのハウスメーカーが建てた家を見学してみてくださいね。

住宅展示場の担当者に伝えれば見学させてくれることも多いので、建ててみたら違ったという不満を減らすためにも見学は必須です。

リアルな家の見学をしておけば実際に住む時のイメージがつきやすいですよ!

住宅性能は十分か

日本の建築は木造が一般的ですが、鉄骨でも可能なハウスメーカーもあります。

また、近年では省エネやソーラーなど住みやすくなるような性能を売りにしているハウスメーカーも多いようですね。

子供がいる方は特に安全性や防音性については気になると思うのでしっかりしているかは確認しておきましょう。

ちなみに耐震性については多くのハウスメーカーが力を入れているようですよ!

断熱・気密性能

意外と確認忘れが多い断熱・気密性能ですが、この2点がしっかりしている家は寒さや暑さが和らぎます。

暑い日は涼しく感じますし、寒い日は暖かく感じるというわけですね!

吹き抜けや大きめの窓がある家を考えている方は特に断熱性や気密性は重要なのでしっかりと確認しましょう。

ガラス構造やサッシが注目ポイントです。

目安になる光熱費なども分かると住んだ時の費用も想像しやすいので聞いてみましょう。

アフターサービス

家を建てたあとは何かとお金もかかってくるため、アフターサービスや保証がしっかりしているかというのも比較ポイントになります。

新築の場合は10年経ってくると劣化が見られ始めてくると一般的には言われていますが、10年以上アフターサービスをつけてくれているハウスメーカーもあります。

10年は住宅品質確保促進法で保障されていますが、30年間保証してくれるサービスだったり何かあった時に24時間対応してくれるなども決め手となるサービスですよね。

忘れがちな定期点検などもアフターサービスとしてつけてくれているハウスメーカーもあるので、しっかりと確認しておきましょう。

家を建て終わったら住宅ローンだけというわけには絶対いかず、維持費は必ず発生してくるので先を見越してどのくらいお金がかかるのかも計算しておけるといいですね。

保証が充実しているからといって契約してもそこにかかる修繕費などは負担ということもあるのでいくらくらいかかるのかは質問しておくと安心です。

ハウスメーカーを選ぶときにやってはいけないこと

知名度で決めない

知名度が高い=良いハウスメーカーとは限りません。

ブランドがつくだけで値段が高いということもありますし、何より知名度が高いから安全で安心して住めるというわけではないですよね。

しっかりと見た上で知名度があるハウスメーカーに決めるのならいいのですが、見る前から知名度だけで決めてしまうことは避けましょう。

営業マンの対応だけで決めない

営業マンが優しくて対応がいいからという印象だけでハウスメーカーを選んではいけません。

なぜなら、営業マンは基本的には人当たりがいいからです。

見るポイントとしては、営業マンの言っていることが二転三転しないかということと契約を焦らせないかという部分ですね。

早く契約してほしいという意図が汲み取れてしまう場合には営業ノルマが課せられている場合が多いです。

モデルハウスのイメージだけで決めない

モデルハウスは完成されている状態の家なので魅力的に見えるのは当たり前です。

綺麗だからワクワクしてしまう気持ちも分からなくもないのですが、その場のイメージだけで選ぶことは避けましょう。

実際に住むイメージをしながら見学して、本当に住みやすいのか?動線はいいのか?などを見ておくこともポイントです。 

値引き幅だけで決めない

キャンペーンや値引きを提示して契約を促してくるハウスメーカーも多いようですが、急がないと土地が売れてしまうと言われても一度家でじっくり考えましょう。

その場ではお得かも!と思えるような内容でも実はそうではなかったということもあるかもしれないので、キャンペーンなどは特に他者との比較が大切となってきますよね。

即決してしまうと後悔することもなるかもしれないと思いながら話を聞くようにしましょう。

まとめ

今回は、ハウスメーカーの選び方ガイド!比較ポイントと流れを解説!について調査しました。

ハウスメーカーを選ぶ前に予算や間取り、デザインなどは決めておいた方が後々スムーズにいくことが分かりました。

理想に近い家にするためにも絶対に外せない比較ポイントや注意点をしっかりと確認しておき、自分に合ったハウスメーカーが見つけられるといいですね。

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