吹き抜けをおすすめしない意見はなぜ?満足度が上がる理由を解説

おしゃれなマイホームを作るために吹き抜けにしたいと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、吹き抜けを作った方の中にはおすすめしないという意見があるようです。

なぜおすすめしないのかといった意見を踏まえて、満足度が上がるような吹き抜けを作るにはどうしたらいいのか知っておきたいですよね!

そこでこの記事では

・マイホームで吹き抜けをおすすめしない人の意見

・マイホームは吹き抜けで大きく変わる!

・マイホームを吹き抜けにする際のポイント

・おしゃれなマイホームに吹き抜けはおすすめ

について紹介していきます。

目次

マイホームで吹き抜けをおすすめしない人の意見

空調が効きづらい

吹き抜けを作って満足していない人の大半が空調問題のようです。

吹き抜けがあることで必然的に部屋が開放的になるのでとにかく空調が効きづらいです。

涼しい空気は上に行くので夏は冷房が効きにくく、冬は部屋全体が暖まりにくいと言われています。

大きめの窓がある場合は特に夏の日差しで部屋中が暑くなってしまうことも多いでしょう。

しかし最近の住宅では気密性や断熱性に優れているので吹き抜けでもエアコンの暖房のみで暖かく感じるかもしれませんね!

ちなみに、玄関近くに吹き抜けを作ってしまった場合は外の空気がダイレクトに伝わるので気温の影響を受けやすいです。

吹き抜けを作る際には位置もそうですが、断熱性を高めたものを使用したりリビングにシーリングファンを設置するなど工夫してくださいね!

掃除が大変

吹き抜けの天井に設置したシーリングファンや照明の掃除はとても大変です。

照明が切れてしまった時などはハシゴを使ったり業者を呼ばなければなりませんよね。

また、吹き抜け部分に棚を作ってしまうと埃がとても溜まりやすいですし、とにかくメンテナンスが必要です。

おしゃれな家作りを目指しても日々の掃除が大変だと保つことができないので、点検用の足場などをあらかじめ設置したりの工夫をしておきましょう。

音や匂いが伝わりやすい

吹き抜けにするとどうしても音や匂いが他の部屋まで伝わりやすいです。

音に関してはテレビの音や話し声が2階まで聞こえてしまう可能性が高く、家族のライフスタイルによってはデメリットとなります。

子供が小さいうちは音が聞こえた方が安心することも多いと思いますが、子供が大きくなるにつれてプライバシーを守る空間が欲しくなりますよね。

そうなってくると音が聞こえすぎる吹き抜けは嫌かもしれません。

生活スタイルが家族の中で違う場合は特に物音で起きてしまうといったこともあり得ますよね。

また、匂いについてはキッチンで料理した匂いが家中に広がってしまうことです。

洗濯物を干す場所を工夫しないと料理の匂いがついてしまう可能性があるので、キッチンに壁を作ったり洗濯物を干す場所を考えなければなりません。

気にしなければいけない部分が多くなるので、音や匂いに敏感な方は吹き抜けを作ることはおすすめしません。

2階のスペースが狭くなる

吹き抜けを作ると必然的に2階の部屋数は少なくなります。

想像してみると分かるのですが、2階のスペースを削って作り出すものだからこそ2階に部屋数を設けたい方にはおすすめできません

おしゃれさを重視するあまり使い勝手悪い家になってしまうことは避けたいですよね。

耐震性能が落ちる

最近の住宅は耐震性がしっかりしていますが、それでも吹き抜けを作ってしまうと耐震性能は落ちてしまいます。

吹き抜けは2階の床がない部分が多いですよね。

そのため吹き抜けがない家より強度が落ちてしまうので、家を建てる際には吹き抜けの位置をしっかりと考えて耐震性が少しでも良くなるように工夫しましょう。

吹き抜けがあっても耐震性が保てるような吹き抜けの面積もハウスメーカーの人に相談しましょうね!

1番分かりやすいのは耐震等級を聞くことです。

耐震等級3と言われれば安心ですが、耐震等級3相当を言われてしまうと全部をクリアしているわけではなくなってしまうので注意が必要です。

また、大きな窓も災害時には不利に働くことが多いので災害対策を強化する場合には大きすぎる窓の設計はやめておきましょう。

マイホームは吹き抜けで大きく変わる!

採光度が高く明るい

吹き抜けを作ると大きい窓になるので、自然光が入りやすく家が明るくなります。

高い部分からも光が入るだけで曇りの日も照明がいらなくなるくらい明るく感じるようですね。

日中の電気代を節約することもできるかもしれません。

開放感は抜群

吹き抜けの良さといったら開放感が抜群なことです。

大きい窓をつければ尚更広く感じるので天気の良い日は最高の気分になること間違いなしですよね!

天井がないだけでとても広く感じるのが魅力ですし、特に敷地が狭く都会に一戸建てを考えている方にとっては少しでも広くみえる吹き抜けのある家作りはとてもおすすめです。

デザインの幅が広がる

吹き抜けがあるだけで視線が広がるのでデザイン性の高い海外風なおしゃれな家を作ることができます。

真っ白な壁にするとさらに視線が広がりますよね!

観葉植物を置いたり、取り付け型の照明やスポットライトを使用したりデザインの幅は無限です。

リビングに階段をつけてもおしゃれになるので最近では流行っているみたいですよ!

SNSでも「吹き抜け おしゃれ」などと検索するとたくさんの画像が出てくるので迷った方は参考にしてみてください。 

家族間のコミュニケーションが増える

本来あるはずの場所に壁や天井がないので見通しもよく、家族間のコミュニケーションは圧倒的に増えます。

仲が良い家族はもちろん普段話さなくてもリビングに全員が集まりやすくなるのもメリットでしょう。

基本的にどこの場所にいても家族の誰かの気配は感じることができるので、小さい子供がいても安心して遊んでいられるかもしれません。

吹き抜けならではのスペースに家族が気軽に楽しめるような場所(シアタースペースなど)を作るとさらに家族間のコミュニケーションが弾みそうです。

風通しがよく清々しい空間に

天高になるだけで空気の循環が良くなり自然に換気ができます。

下と上の窓の高低差で空気の入れ替えができるのがメリットなので、常に風通しが良くカラッと晴れた日にも清々しい空間になるでしょう。

また、先ほどもお伝えしましたがシーリングファンなどをつけるとさらに空気の循環がスムーズになるのでとてもおすすめです。

マイホームを吹き抜けにする際のポイント

デメリット対策は念入りにしておく

先ほどマイホームに吹き抜けをおすすめしない意見を紹介しましたが、デメリットとなるところも対策をしておけば安心できますよね。

1つずつ紹介していきます。

・空調が効きづらいことへの対策

断熱を意識した家作りをすることで空調の効きはかなり改善されると思われます。

断熱性のある素材を床に使用したり、サッシを断熱のものにするだけで夏は涼しく冬は暖かい家に近付きますよ!

また、大きい窓を作る場合は日除けになるブラインドなどを設置したり、シーリグファンを取り付けることによって過ごしやすくなりそうですね。

・掃除が大変なことへの対策

照明器具付近の掃除もそうですが、手の届かないところが多いと掃除がとにかく大変です。

なるべく交換せず長持ちするようなLED電球を使ったり、電動で昇降が可能な照明を選ぶこともおすすめします。

また、先ほどもお伝えしましたがあらかじめ足場を作っておくと掃除が楽になりますよ。

・音や匂いが伝わりやすいことへの対策

吹き抜けを作る場合に換気扇や換気口だけでなく24時間換気は必須です。

しかし1番音や匂いが気になるのは寝室にいるときだと思うので、寝室を吹き抜けから1番遠くしましょう。

また、寝室のみ防音性を高くしたりキッチンの間取りを工夫することもおすすめです。

・2階のスペースが狭くなることへの対策

2階のスペースが狭くなってしまうことは避けられませんが、階段下の収納などを工夫することで2階の部屋数が少なくなっても困らないでしょう。

空きスペースの有効活用方法を工夫することをおすすめします。

・耐震性能が落ちることへの対策

吹き抜けの位置や面積をしっかりと相談して耐震性が落ちないかは確認しましょう。

耐震等級3となるように家作りを進めましょうね。

転落防止対策をする

吹き抜けを作るにあたり1番の安全対策が、転落防止できるようなものを取り付けることです。

・柵を狭くする

吹き抜けの2階部分の柵を狭く設計することで子供の転落防止になります。

広めの柵にしてしまうと子供が遊んでいて転落してしまったりおもちゃが落下してしまったりと危険ですよね。

転落防止を意識した柵の設置を心がけましょう。

・ネットを取り付ける

子供の転落対策としては落下防止ネットを取り付けることも効果的です。

楽天やAmazonなどでもネットは販売しているので後から購入する方法でも大丈夫そうですね

・アクリル板を設置する

階段などサイドからの転落防止を防ぐためにはアクリル板を設置しましょう。

おしゃれさを重視する場合には透明のアクリル版だと雰囲気を損ねません。

作りたい家に馴染むような色のものを選びましょう!

満足度を重視する

吹き抜けを作る上でメリットデメリットはもちろんありますが、1番は満足度を重視することです。

安全対策ができているというのが大前提ですが、毎日住む上でワクワクするような作りにするのが良いですよね!

家族の方向性が一致しているのであればぜひ吹き抜けを作って理想とするおしゃれな家を目指しましょう。

おしゃれなマイホームに吹き抜けはおすすめ

おしゃれなマイホームには吹き抜けがおすすめです。

吹き抜けを作る場所を玄関にするだけでとても海外風なおしゃれな家になりますよ!

少しでもマイホームをおしゃれにしたい方は以下のポイントを押さえておきましょう。

・吹き抜けのライトをこだわる

おしゃれな吹き抜けにするために1番重要とも言えるのがライトです。

大きい窓にする場合日中は光が入り込むのですが、夜になった時を想定して照明を考えましょう。

天高を利用した大きめのシャンデリアやおしゃれな間接照明を選ぶ方が多いようですね。

壁面にスポットライトをつける方もいるようなのですが、スポットライどだとさらにおしゃれに見えそうです。

・作りを立体的にする

吹き抜けを作ると必然的に天高になるのでデザイン性がとても大切です。

窓の位置や壁に配置する棚はもちろん、置く家具以外のところもこだわることでおしゃれな家作りが実現しますよ!

階段のデザインもとても大切なのでできるだけ立体的に見えるような作りを意識しましょう。

・吹き抜け越しに見える手すりなどをこだわる

吹き抜けを作るときに置く家具をこだわる方は多いと思うのですが、1番目につく階段の手すりなどはこだわることをおすすめします。

置く予定の家具や内装の雰囲気に合った手すりを選ぶことがポイントですよ!

統一感のあるおしゃれなマイホームにしましょう。

まとめ

今回の記事では吹き抜けをおすすめしない意見や満足度が上がる理由について解説しました。

吹き抜けをおすすめしない意見は空調や音や匂いの問題もありましたが、対策をすることによって住みやすい吹き抜けを作ることができそうです。

おしゃれな家を目指す方は安全対策をした上で吹き抜けを作ってワクワクする空間にしましょう!

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