失敗しない住宅展示場を見るポイント10選と見学時の注意点!

住宅展示場は、自分の理想の家づくりや家探しに非常に役立つ場所です。

しかし、住宅展示場にはさまざまな様式や拘りがあり、見学する際には見るポイントも知っておくと役に立つでしょう。

失敗しない住宅展示場の見方とは何でしょうか?

この記事では、住宅展示場を見るうえで役に立つポイント10選と見学時の注意点等をご紹介します。

目次

住宅展示場を見る際のポイント10選

自分の家を建てるというのは、人生の一大イベントといっても過言ではありません。

そのため、住宅展示場へ足を運び、さまざまな住宅タイプやスタイルを見て回ることは非常に重要です。

しかし、住宅展示場には、見るポイントや注意すべき点もたくさんあるので、わかりやすく紹介します。

ポイント①部屋の配置や間取り・広さ

自分の家族構成やライフスタイルに合った部屋の配置や間取りを確認しましょう。

また、広さも実際に歩いて身体で感じてみてください。床面積だけではなく、天井高や窓の位置なども見るポイントとしては重要です。

ポイント②住宅設備のチェック

キッチンやバスルーム、トイレなどの住宅設備(水回り)は、使い勝手や機能性が大事です。

実際に操作してみたり、水の出方(水圧)も確認しましょう。

メーカーやグレード、オプション等、事前に自分でチェックして把握しておくのもいいでしょう。

ポイント③構造や工法は事前に理解しておく

住宅の構造や工法は、耐震性や断熱性、耐久性などに影響します。

事前にインターネットやカタログなどで調べておき、住宅展示場では実物を見て確認しましょう。

構造や工法によっては、間取りやデザインに制限がある場合もありますので注意が必要です。

ポイント④住宅の性能

住宅の性能は、快適さや省エネ性、コストなどに関わります。

住宅展示場では、断熱性や気密性、換気性などの性能を測定したデータや証明書を見せてもらいましょう。

太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどの省エネ設備も見るポイントとしては重要です。

ポイント⑤生活や家事の導線のチェック

住宅展示場では、自分の生活や家事のシーンを想像してみましょう。

例えば、洗濯物を干すときや食事の準備をするときなど、

動線がスムーズかどうかを実際にシミュレーションしてみてください。

また、収納やカウンターなどの作業スペースも、使い勝手が良いかが重要なチェックポイントです。

ポイント⑥多くても1日3社にしておく

住宅展示場は、たくさん見ると疲れてしまい、印象が混乱してしまう場合もあります。

そのため、多くても1日3社くらいまでがベストでしょう。

また、見学した住宅展示場の情報は、メモや写真などで記録しておくと後々役立ちます。

ポイント⑦質問事項をまとめておく

住宅展示場では、気になることや不明なことがあれば、積極的に質問してください。

しかし、見学中は目移りしてしまい聞きたいことを忘れてしまうケースがあるので、事前に質問事項をまとめておくと便利です。

例えば、価格や支払い方法、工期やアフターサービスなど、質問したいことは全てに当てはまります。

ポイント⑧最高グレードのものであると理解する

住宅展示場では、最高グレードのものが多く展示されているケースが多いです。

そのため、見学する際には、実際に購入するときにはオプションや追加費用が発生することを理解しておきましょう。

自分の予算やニーズに合わせて、必要なものと不要なものを見極めておくと、無駄な出費を省くことができます。

ポイント⑨あえて天候の悪い日に行く

住宅展示場は、天候の良い日に行くと、明るくて気持ちが良いですが、それだけではなく、天候の悪い日にあえて行ってみるのも一つの案です。

雨風が強い日には、防音性などのチェックもできます。

また、暑い日や寒い日には、室内の温度や湿度などの快適さを感じることができます。

天候の変化も考慮して快適さのチェックをするのも重要なポイントです。

ポイント⑩収納の多さ

住宅展示場では、収納がたくさんあるという印象を受けることがありますが、それは、展示されている家具や雑貨が少ないからかもしれません。

実際に自分の荷物を入れると、収納が足りなくなる場合もありますので、注意してください。

収納の場所や形も重要なポイントです。

自分好みの使い勝手の良い、効率的な収納を選びましょう。

そもそも住宅展示場とは?

住宅展示場とは、

ハウスメーカーや工務店のモデルハウスが複数展示されている場所です。

一戸建て住宅の建設を検討されている方が比較検討することを目的としており、入場料は不要で、建物の中を自由に見学できるほか、営業担当者による説明や資料も提供されます。

住宅展示場は、家づくりに興味がある方にとっては、とても有益な情報を得る場所で参考になりますので、ぜひ一度足を運んでみてください。

住宅展示場を見る前に決めておきたいこと

住宅展示場に行くと、さまざまなハウスメーカーのモデルハウスが見学できます。

しかし、住宅展示場に行くだけでは、自分たちにとって最適な家を見つけることは難しいでしょう。

住宅展示場での見学を役立てるには、事前にいくつかのことを決めておくことが大切です。

次では、住宅展示場を見学する前に決めておきたいことを、以下の4つの項目に分けて紹介します。

どのような家が欲しいかイメージしておく

住宅展示場では、さまざまなデザインや間取りのモデルハウスが見学できますが、自分たちの理想とする家を明確にしておくことが大切です。

そうすることで、自分たちに合ったハウスメーカーを見つけやすくなりますし、営業担当者にも具体的な要望を伝えることができます。

事前に、カタログやインターネットなどで住宅の写真やプランを見て参考にするといいでしょう。

自分たちの好みや希望をメモしておくと、住宅展示場での見学がより効果的かつスムーズになります。

ネットでは分からない箇所を確認する

住宅展示場では、ネットでは分からない住宅の工法や性能、オプションや標準仕様の違いなどを確認することができます。

これらのことは、住み始めてからの快適さやコストに大きく影響するので、事前に知識を仕入れておくことがおすすめです。

住宅の工法や性能については、各ハウスメーカーのホームページやカタログで紹介されていますが、専門用語ばかりで理解しにくいかもしれません。

分かりやすく説明を受けたいときは、

注文住宅の無料相談サービスがおすすめです。

ハウスメーカー所属ではないプロのアドバイザーが、あなたの疑問や不安に的確に答えてくれます。

理想のインテリアをイメージしておく

住宅展示場では、モデルハウスのインテリアコーディネートを見て参考にできます。

これは、自分たちの家のインテリアのイメージがしやすく、家具やカーテンなどのサイズや配置のヒントにも役立ちます。

しかし、モデルハウスのインテリアは、あくまでハウスメーカーの提案であり、自分たちの好みや予算に合わない場合もあるでしょう。

自分たちの理想のインテリアをイメージしておくことが大切です。

ハウスメーカーをある程度しぼっておく

住宅展示場には、たくさんのハウスメーカーが入っていますが、すべてのハウスメーカーを見学してしまうと、目移りしてしまいイメージがまとまりません。

また、どのハウスメーカーもお客さんの目に留まるように、豪華な建物を建ててイベントをおこなっていますが、見た目だけで判断するのは危険です。

ハウスメーカーを事前に絞り込んでおくと、住宅展示場の見学が無駄なくスムーズに進められます。

住宅展示場を見る際の注意点

住宅展示場は、マイホームを建てるためにはとても参考になる施設ですが、ただ行くだけでは意味がありません。

住宅展示場で損しないためにも、事前に準備しておくことや注意すべき点、見るポイントがあるので紹介します。

事前に知りたいことをリスト化する

住宅展示場に行く前に、自分たちの希望や予算を整理しておくことが大切です。

住宅展示場では、営業担当者から家づくりに関する説明やアドバイスを受けることができますが、何も決めずに行ってしまうと、雰囲気に流されたり、営業トークに惑わされたりする可能性があります。

事前に知りたいことをリスト化しておくと、効率的に情報収集ができます。以下のようなことをリストに入れておくといいでしょう。

  • 予算や資金計画
  • 間取りや広さ
  • 家を建てる時期や期間
  • 譲れない部分やこだわり
  • 工法や性能
  • 設備や素材
  • アフターサービスや保証

リストにしたことについて、営業担当者に納得がいくまで質問したり、実際のモデルハウスを見て確認したりしてください。

サイズやグレードは全て最高

住宅展示場のモデルハウスは、一般の住宅に比べてかなり大きく作られているケースがあります。

また、設備や素材も最高グレードのものが使われている場合も多いです。

これは、多くの人に見学してもらえるように魅力的に見せるための工夫ですが、実際に建てるときには予算や敷地の都合上、そのまま再現するのは難しいです。

モデルハウスを見学するときは、自分たちの希望のサイズやグレードに近いものを探してみましょう。

モデルハウスのサイズやグレードが標準仕様と異なる場合は、追加料金がかかることを確認しておきましょう。

オプション仕様であることも

住宅展示場のモデルハウスには、オプションで付けた設備や機能が取り入れられていることもあります。

例えば、キッチンの食洗機や浴室のテレビなどは、標準仕様ではなく、オプションで付ける場合が多いです。

これらの設備や機能は、見た目や使い勝手が良くて魅力的に感じますが、オプションであることを忘れてしまうと、予算をオーバーしてしまう可能性があります。

モデルハウスの設備や機能については、標準仕様なのかオプションなのかを確認してください。

オプションである場合は、追加料金がいくらかかるのかも聞いておきましょう。

アンケートは記入しない

住宅展示場に行くと、営業担当者からアンケートの記入を求められるケースがあります。

アンケートには、住所や氏名、電話番号などの個人情報や、家づくりの予算や時期などの希望条件が書かれています。

これらの情報は、営業担当者があなたに合ったプランを提案するために必要なものですが、記入することで、後々の営業電話やメールの対象になる場合もありますので注意が必要です。

住宅展示場に行くときは、アンケートの記入をすぐにはしないようにしましょう。

まずは、モデルハウスを見学して、自分たちの希望に合うハウスメーカーかどうかを判断してから、記入するかどうかを決めてください。

また、記入する場合でも、個人情報は必要最低限に留めるようにしましょう。

割引やキャンペーンに惑わされない

住宅展示場では、ハウスメーカーがさまざまな割引やキャンペーンを行っています。

例えば、見学した日に契約すると特別価格になるとか、オプションが無料になる、プレゼントがもらえるといった類のものです。

これらの割引やキャンペーンは、見込み客を引きつけるための営業戦略ですが、本当にお得なのかどうかは、よく考えて判断する必要があります。

割引やキャンペーンに惑わされて、慌てて契約をすると、後悔することになるかもしれません。

割引やキャンペーンに魅力を感じたとしても、焦らずに冷静な判断が必要!

まとめ

この記事は、住宅展示場を見学する際の見るポイントや注意点について紹介しました。

住宅展示場は、自分たちにとって最適な家を見つけるために役立つ場所ですが、ただ行くだけでは意味がありません。

事前に準備や調査をしておき、自分たちの希望や予算に合ったハウスメーカーやモデルハウスを見極めることが肝心です。

また、モデルハウスのサイズやグレード、オプションなどにも注意して、無駄な出費を避けることも重要です。

住宅展示場は、家づくりの知識やイメージを深めることができる場所ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。

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