男は、大人になっても「秘密基地」や「隠れ家」のような存在にワクワクしますよね。マイホームを建てる時って、男のロマン、夢を形にできるチャンスとも言えるのではないでしょうか。
マイホームに男のこだわりを採用することで、「帰ってくるのが楽しい家」、「友達に見せたい家」になり結論、家族が幸せな時間を過ごせるでしょう。
もちろん、奥様や子供の意見、祖父母同居なら祖父母の意見なども取り入れることは大事です。家のすべてではなく、ポイントでこだわりを現実にして、男前なマイホームを手に入れましょう。
今回の記事では、
- マイホームは男のこだわりを現実にできるタイミング
- マイホームで実現したい9つの男のこだわり
- 男のこだわりを実現するために注意するポイント
等を紹介していきますので、ぜひマイホームに男の理想を取り入れ、積極的に家づくりに参加していきましょう。
マイホームは男のこだわりを現実にできるタイミング
マイホームの打ち合わせって結構大変ですし、めんどくさいと感じ、奥様に任せる男性が多いようです。
しかし!マイホームとは男のこだわりを現実にできる最高のタイミングと言えるのです。
家事をするのが奥様中心であれば、家事動線やキッチン、生活のしやすさなどから確かに奥様に主導権がありがちですが、ポイントで男の夢を叶えることが可能です。
近年、アウトドアブームもあり、どちらかといえば「男前」な家も増えてきました。何を隠そう私の家も夫婦共通の趣味の「アウトドア」をテーマに作ったので、コテージのような隠れ家のような家ができました。
そこには男ならではのこだわり、「秘密基地」のような自分専用の部屋も作り、そこにある一定時間籠り、思い切り趣味を満喫しています。
隠れ家のようなプライベート空間やお気に入りの場所をつくることで、日ごろの疲れやストレスを発散しリラックスできますし、休みの日に英気を養うこともできるでしょう。
ぜひ、憧れや夢だけではなく、現実として叶えましょう。
マイホームで実現したい9つの男のこだわり
マイホームで実現したいと言われる男のこだわりはいくつかありますよね。デザイン、趣味、コレクション、作業など個々それぞれにこだわりはあるでしょう。
その中でも、人気ランキング上位9つのこだわりを紹介していきますので、家づくりの参考にしてくださいね。
書斎
男のこだわりで一番あるのが「書斎」です。注文住宅を考える年齢はだいたいですが、仕事がノッている時ですよね。ご時世で、リモートワークも多くなりました。そんな時に書斎のようなプライベートルームがあると嬉しいですよね。
家族と過ごすのも大事ですが、自分だけのプライベートな空間があることで気持ちがリセットできます。広くなく、あえて狭く天井も低めで作るような隠れ家的なお部屋が秘密基地のようで憧れがありますよね。
もちろん、リモートの仕事、会議などがあるときも周囲の音が入らないようにプライベート空間があると便利です。
こだわりのキッチン
キッチンといえば、女性のイメージですが、今は料理男子もいるほど料理を趣味にする男性も増えてきました。アウトドアの流行もあり、男性が料理をするイメージも変わってきましたよね。
キッチンはメーカーのシステムキッチンにする家庭がほとんどですが、オーダーも可能です。形式は対面型やアイランドキッチン、シンクの素材、形、収納など本来ならかなり選択肢が多いのです。
現代、共働き家庭が多いので、男女とも料理をすることを仮定してこだわりのキッチンを作ると良いですよね。
対面キッチンを採用して料理をしている奥様の向かい側でBARのように飲んでいるという空間も素敵です。
男の隠れ家
書斎も含め、男の隠れ家は永遠のあこがれです。そして実際にコロナ以降は、書斎や一つ余分な部屋があって良かったという男性の声は多いようです。
コレクションをきれいに飾る空間、DIYが趣味の人は作業部屋、ボードなどが好きな人はメンテナンス部屋など、自分だけの趣味やこだわりが詰まった部屋が一つあると、生活が豊かになります。
周囲の喧騒から逃れ趣味に没頭できるのは最高のストレス解消になります。リビングでの家族団らんの時間を過ごしその後にゆっくり自分だけの部屋でどっぷり好きな事につかることができれば、仕事も頑張れるでしょう。
音楽を楽しむ
男のこだわりで実は多いのが「音楽を楽しめる部屋」です。
若い時や学生の時にギターをしていて、またやりたいと思いつつもなかなか時間も取れないし、音楽ができる環境がないですよね。
しかし、注文住宅を建てる時に音楽を楽しむ部屋を一つ作ると思い切り楽しめます。計画段階から近所や部屋の周辺への音漏れをしないように防音設計をしておけば、好きな楽器を思い切り演奏できるのです。
将来子供と一緒にセッションなんて素敵ですよね!
ペットと暮らす
コロナ以降、ペットを家族に迎え入れる家庭もかなり増えています。
家を建てる時に、ペットがいる事を仮定した家づくりをしている人も多いのです。実際、私の友人もペットがいる前提で家を作ったので、動線として走り回れるようになっていたり、ペット専用の居場所も作っていました。
もうペットはいまや家族の一人ですから、考慮した家づくりができるに越したことはないですよね。
犬や猫だけでなく、趣味として熱帯魚、爬虫類、鳥類などが好きなら、そういうペットと一緒に暮らすための設計を考えるのも楽しいですね。
ガレージのある家
ガレージのある家は人気です。
家づくりの雑誌の表紙にガレージのある家が登場することが多いですよね。ガレージは男のあこがれであり、こだわりです。
もともとガレージとは車庫やバイクを収納する場所というイメージが強いですが、本来もっと多様な使い方ができる場所なのです。
もちろん車整備もそうですが、雨の日のBBQ、DIY、スキーやボードなどのメンテナンス、アウトドア用品の収納などかなり多岐にわたり活用できます。
ちなみに私は家づくりの一番のこだわりがガレージでした。土日は子供とガレージで過ごす日も多いですよ。
薪ストーブ
薪ストーブのある家もかっこいいですよね。
私の家にもありますが、手間は多少かかりますが、やっぱり作って良かった!と思います。その手間すらも楽しいのです。そしてエアコンより確実に暖かいのと、家の中にいて火を暖炉のように見ていられる時間も至福なのです。
見た目も海外の家のような演出ができますし、家族団らんで薪ストーブの上で料理なども楽しめます。
アウトドアも満喫
家の中でアウトドアが満喫できるのは、男のあこがれですよね。近年稀に見ぬアウトドアブームがずっと続いているので、家の中でもアウトドアができるとわざわざ足を運ばなくても良い点が嬉しいポイントです。
アウトドア的な家は、玄関そばに無骨な棚をつくり、魅せるアウトドア用品収納を作ったり、リビングを土間空間にしてキャンプ用品を使いながら生活をしたりして楽しめます。
アウトドア好きな人は工夫をするのが得意なので、自分で空間を作り出すでしょう。
私も二階はワンフロアでキャンプで使用する椅子や机を日ごろから置いて山小屋をイメージした二階を作りました。
運動ができる家
運動ができる家も人気があります。YouTube動画などで「宅トレ」が流行し、一気に需要が高まりました。
アパートなど集合住宅だと家の中で運動すると階下や隣近所に迷惑がかかると考えるので室内での運動はなかなかできません。
運動不足になりがちな現代、家でトレーニングができたり、子供と一緒に体を動かして遊べるスペースを作れるのも注文住宅ならではの良さですよね。
家のデザインと運動を兼ねられるクライミングストーンや、梁を使ったうんていなど、おしゃれな運動器具も設置できます。
男のこだわりを実現するために注意するポイント
家づくりをするうえで、男ならではのこだわりは入れ込みたいですよね。しかし、家はあくまでも「生活」をする場所であり、奥様や子供と一緒に暮らす場所です。
自分だけの意見を押すのではなく、家族全体で快適に生活できる家を作るには、見ためや楽しさだけでなく、使いやすさ、過ごしやすさの点も重要になってきます。
併せて、やりたいことを全部取り入れると予算の面でも不具合が生じます。
取り入れるところ、譲るところ、バランスよく考えて家づくりをしていきましょう。
奥さんとはよく話し合う
男のこだわりを家に取り入れるうえでの注意点で、一番重要なのは「話し合い」です。
自分だけが生活するのではなく、奥さん、子供、これから生まれてくる子供など家族みんなが生活する拠点になります。そのため家族みんなの意見を取り入れながら進めることが大事です。
奥さんは女性で、また男性の目線とは違った点を重視して家の構造を考えます。家事動線、子供のためのスペース、生活の効率なども大切なポイントになってきます。
家づくりを進めるうえで、奥さんとの話し合いでお互いの要望をすり合わせし、譲れる部分を譲り、家族全員にとって満足のできる家づくりをしましょう。
金額の範囲内におさめる
男のこだわりを家づくりに取り入れる点で重要なのが、費用面。家づくりは一生に一度の大きな買い物と行っても過言ではありません。
そのため打ち合わせの段階で金額が麻痺していき、費用がどんどん嵩張っていくケースが多く、当初の見積もりからプラス数百万かかってしまうということをよく耳にします。
特にこだわりたい点は、こだわりが強ければ強いほど妥協できず、予算が跳ね上がっていく恐れがあります。
できるなら最初に自分のこだわりの部屋に対する予算限度を決めておいて、その予算内でこだわりと妥協のバランスをとりながら叶えていきましょう。
将来も使い続けるか考える
男のこだわりを家づくりで実現する時の注意ポイントとして将来も使い続けるか?という点を熟慮することです。
世間の流行やマイブームに乗っているだけで、数年したら飽きてしまい使わないとなるともったいないですよね。家はあくまでも一度建てたら何十年そこで生活します。いつか飽きるような部屋を作るのは無駄でしかありません。
例えば、運動不足のための運動部屋は自分次第にはなりますが、一生使える部屋になるでしょう。しかし、アウトドアや音楽など、特に趣味関連の部屋に関しては無駄になる可能性もあります。
将来はまだ考えてもわからないとは思いますが、できるだけ未来を想像してこだわりの部屋を取り入れましょう。
男前なマイホームを実現しよう|まとめ
マイホームは、男のこだわりを現実にできるチャンスです。
家をただ生活する場所にするのではなく、趣味を楽しめる場、日ごろの疲れやストレスを解放できる場所にできれば最高ですよね。
家族の要望や予算を考慮して奥さんと充分話し合いをしながら、家族が楽しく過ごせる家を想像しながら家づくりをしていきましょう。